パニックと嘔吐恐怖で心療内科へ初診

20年近く患っているパニック障害と嘔吐恐怖、広場恐怖などの様々な不安症を克服したいという気持ちが強まっていたところに、たまたま目にしたネット広告が心にひっかかり、その場でネット予約をした病院に今日初診で行ってきました。

 

これまでも数回程度、心療内科や精神科に行ったことはあるのですが・・・

これまでは薬を処方され、次回にその効果を話しに行くという診察内容だったので、薬が嫌いな私はちゃんと薬を飲まない事が多く、1〜2回行ってそれっきりというパターン。

 

私は薬は根本的な治療にならないケースが多いと思い込んでいます。
しかも精神科に限った事でないと思っているので、よっぽどの事がないと私は薬を服用しません。処方箋をもらっても、ネットで調べ、大抵は薬局すら行かない事が多いです。なので薬を飲んで様子を見ましょうという方針の医者では続けられないのです。

 

ところが、今回ネット広告のキャッチコピーにひっかかってしまったのは、(ありがたいことでしたが)薬になるべく頼らないという文言があって、さらに地域名もバッチリだった(さすがgoogleだと感心した)ので、ついクリックして病院のサイトをチェックし、口コミもチェックし、その場で予約をとったわけです。

 

初診の今日は、まずは心理士さんの問診があり、その後医師の診察という流れでした。私は白衣恐怖?もあって、白衣を着ている医師の前だと軽くパニックになり、言いたいことが半分も言えない事が多いので、心理士さんの問診の時に、強く薬以外での方法を望んでいることを伝えました。

 

問診の内容は、現在の症状、改善したい事、これまでの経過や家族との関係、既往病、今回この病院に受診しようと思ったきっかけなどです。
優しそうな心理士さんで白衣も着ていませんでしたが、緊張してしまい、しばらくは動悸が収まらず体調も気分もイマイチだったのですが、徐々に慣れてきて部屋を出る頃にはすっかり症状は落ち着いていました。

 

その後診察では、医師との短いやりとりのあと、薬なしを希望ならカウンセリングだけでやってみましょうとのことで、2週間おきくらいに30分程度(この範囲内なら保険適応)のカウンセリングを来週から始めることになりました。

 

医師の診察は非常に短かったのですが、自分の望んでいる方法でまずはやってみましょうという話しを医師とできたのは非常に良かったと思いました。

おかげで帰りの足取りは軽かったです。